北村からのメッセージ

 第67回(6月16日) 東京セミナー開催 大盛況に決意新た

 「北村誠吾出版記念セミナー」は、3月1日の佐世保市に次いで6月10日、東京でも国会議事堂横の憲政記念会で開かれ、大成功を収めました。同日午後5時半からの講演会は、丹羽雄哉発起人代表挨拶のあと「経済政策の転換を!」をテーマに、堀内光雄・自民党総務会長から約40分間のご講演を賜りました。堀内会長が月刊「文芸春秋」に小泉内閣の経済政策を批判する論文を投稿された直後でもあり、梅雨空ではありましたが、衆参両院の国会議員120人(代理を含む)を含め、官公庁や農林水産、厚生労働、建設など各界、また、長崎県人会,東京佐世保会,東京北松会、東京小値賀会の皆さんら計約750人がご参加下さり、講演会場は満席。これを中央マスコミ各社が取材し、テレビ放映して頂くなど大盛況でした。

 総選挙に向け激励受ける

 このあとの懇親会も、立錐の余地もないほどの超満員。古賀誠・前自民党幹事長、石破茂・防衛庁長官、鈴木俊一環境相、北村直人・農水、弘友和夫・環境両副大臣、佐野宏哉・大日本水産界相談役、堀内光子・国際労働機関(ILO)駐日代表から温かいご祝辞を賜りました。両会の司会は、衆院同期のベテラン、左藤章代議士に手際よく進行して頂きましたが、同僚議員からは「新人らしからぬ大入りのパーティ」と散々冷やかされました。これも皆様の変わらぬご支援のたまものと深く感謝し、深い感動と感激を胸に、国政に取り組む決意を改めて固めているところです。堀内会長、古賀前幹事長からは、「解散は近い、組織を挙げて選挙戦に勝利し、飛躍してほしい」と激励され、総選挙に向けて一層心を引き締めています。皆様のさらなるご支援、ご鞭撻をお願い申し上げます。

 経済政策の転換求む

 堀内会長はご講演で、「首相は経済政策を勘違いしている。竹中経済財政金融相は市場中心主義者で弱肉強食の世界を作ろうとしている。経済政策は失敗だ」と厳しく批判し、需給バランスの不均衡については「経済の基本は消費(需要)で、これを大事にする政策に転換しないとデフレは克服できない」と述べ、首相と竹中金融相に経済政策の転換を強く迫りました。堀内会長が文春に書かれた記事は、「竹中経済相を直ちに更迭せよ」との過激な見出しがつき,”学者大臣”を厳しく批判した内容ですが、講演ではマスコミの大取材陣を意識され、批判のトーンを薄められたようです。古賀前幹事長は懇談会の席で「情熱、誠実、洞察力を持つ期待の政治家」と私を持ち上げ、「近い総選挙では組織を挙げて戦い、勝利してほしい」との身に余るご激励を頂きました。こうした諸先輩の励ましのお言葉を糧に、今秋もしくは年明けにも予想される解散・総選挙を堂々と戦い、勝利したいと念じています。どうか皆さんの変わらぬご厚情を頂けますよう、重ねてお願い申し上げます。

 堀内光雄総務会長講演要旨。テーマ「経済政策の転換を!」

 <1> 北村先生が多年ホームページに積み重ねてきた政治の記録に加え、新しい地方自治、安全保障、農政など多くの政策課題を取り入れて、立派な著書が出来上がっている。これは先生の真摯な政治活動の現れである。先生にとっては今度2回目の総選挙が訪れるが、大いに政界で飛躍する選挙として頑張っていただきたい。

 <2> 私は月刊「文芸春秋」に小泉首相、竹中平蔵・経済財政金融相を批判したとも取れる文章を書いたが、これは要約すると、首相は経済政策を勘違いしており、政策転換しないと日本経済は危機的状況に陥ることを警告したものだ。わが国は先に大量の国債を発行し、孫子の代にまで借金を残す結果になっている。これを放置すれば亡国に繋がる。適切な国債発行と財政出動、財政改革で日本全体を考えていくのが真の経済政策だ。

 <3> 竹中金融相は、市場中心主義者で、市場と競争、効率化を各企業に押し付け、弱肉強食の経済社会を作ろうとしている。経済再生の「骨太方針」(アクションプログラム)を読んでも、市場が33回、効率化が56回、競争が23回と、市場関連の言葉が無数に出てくる。デフレ不況は需給ギャップが大きいことが原因だ。生産者に押し付けてこのギャップを埋めようとすれば、経済は縮小するしかない。現にGDP(国内総生産)はこの2年間で13兆円落ち込み,税収は10兆円減っている。財政再建、構造改革もうまくいかず、経済財政の中期展望では「02年度中にデフレ脱出」と公約したが,デフレは一層深刻化した。経済成長の回復は望めない。公約した不良債権処理などは2年間先送りとなっている。

 <4> 竹中氏の経済政策は失敗し、経済の危機を招いている。経済政策で竹中氏と同じ間違いをしたのが岸信介元首相だ。大恐慌後の昭和5年、商工省の役人だった岸氏は産業合理化政策で供給を減らし、需給バランスを失して経済成長率を2%下げ、経済をひどくした。

 <5> 経済の基本は消費だ。これを大事にする経済政策に転換しないとデフレは克服できない。東京の六本木などに超高層ビルが建ち、東京だけ景気がよく見えるが、地方は疲弊し産業は空洞化している。地方を含めみんなをよくしないといけない。消費が伸びなければ中小企業の活力は生まれない。小泉首相は経済転換の必要性をよく分かっていないのではないか。小泉構造改革は党3役の1人として支持するが、経済政策は変えてもらわなければならない。衆院任期が3年を過ぎ、総選挙は年内にもあると思うが、立派な経済政策を掲げて戦いたいと思っている。

 北村誠吾の講演会謝辞要旨

 小泉首相が、今の堀内会長のご提言を経済政策に100%取り入れてくれれば、日本全体が良くなるチャンスが生まれてくると思う。貴重なご講演ありがとうございました。

 古賀誠前幹事長の懇親会ご挨拶要旨

 北村先生は、政治にかける情熱、誠実、政策への洞察力が素晴らしく、大きな期待が寄せられている政治家だ。衆院任期はちょうどあと1年。11月かあるいは年を越すか、解散時期は不透明だが、何が起きても不思議はない。どうか組織を挙げて総選挙に取り組み、勝利してほしい。

 北村誠吾の懇親会謝辞要旨

 多くの激励のお言葉をいただき、戦いの決意を新たにした。外交・防衛、教育などについて私なりの考え方を持って国政に従事していきたい。私はキリスト教信者で、パウロ2世・ローマ法皇が来日した際、洗礼を受けた。この信仰をもとに一国の安全、国民の幸せを願って、世界で最も意義ある存在、誇りのある生き方が評価される国民、日本国を創るため、一層頑張りたいと思っている。さらなるご支援、ご鞭撻を賜りたい。